校内装飾について

2023-10-26

全校制作巨大モザイクアートについて

全長10メートル、高さ8メートルを超えるモザイクアートを全校生徒の力を結集し作り上げました。モチーフはシュルレアリスムの巨匠、ルネ・マグリットの代表作『光の帝国』です。 本作はデパイズマンと呼ばれるシュルレアリスム理論の代表的な作品です。デペイズマンとは、あるモチーフを本来あるべき環境や文脈から切り離して別の場所へ移し置くことで、画面に違和感を生じさせるシュルレアリスムの表現手法です。 我々にとって日常である母校を非日常の空間に移し替えるという、ある種の比喩となっています。 また、コンセプトストーリー（スタンプラリー）とも内容をリンクさせてあります。そちらも楽しんでいただけたら光栄です。

収穫祭美術・装飾パートは階段アートや体育館ステージの絵、昼夜祭ステージ、フォトスポット、全校制作のモザイクアートなどの担当をしました。実行委員長の意向もあり、昨年と比べて予算が大幅に増加し、それに伴い装飾も大幅にパワーアップしました。そのため、夏休み前から着々と準備を進めて参りました。今年の収穫祭も様々な企画がありますが、校内の装飾にも目を向けていただけると幸いです。